間取り変更を伴うリフォームの注意点

部屋の間取り変更をする際のリフォームでは、部屋の構造やライフスタイルに合わせて、部屋をどう変えるか考える必要があります。さらに、間取り変更リフォームは多くの場合大規模な工事になり、費用も高額になります。本記事では、間取り変更で気をつけるべき注意点をご紹介します!

 

間取り変更をするきっかけは?

  ライフスタイルの変化に伴い、「今ある部屋を2つに分けたい」、壁を取り払って「広々したLDKにしたい」など、間取り変更リフォームの理由は様々です。家族が増えれば部屋の数が足りなくなったり、子どもたちが独立すれば部屋の数が余ります。また、新築した頃は使いやすかった部屋の配置も年齢を重ねてくると使いづらくなることもあります。このような場合に、家族構成やライフスタイルに合わせて間取りを変更することで、快適な住環境を整えることができ、暮らしが豊かになります。

 

間取り変更する際の注意点

●間取り変更リフォームできない住宅がある

  一戸建てで間取りを変更する際は、建物の構造によっては壁などを撤去することで、耐震性に影響が出る場合があります。住宅は様々な工法で建てられているため、基礎となる柱や梁、耐力壁は補強工事無しに移動や撤去することはできません。まずは、リフォームによって家の性能が低下しないか、耐震性に問題が出ないか確認しましょう。

●リフォームしている間の生活を考える

  間取り変更リフォームで注意しなければならないのは、リフォームをしている間の生活です。大規模な間取り変更リフォームの場合、そのまま自宅で生活を続けることが難しくなります。また、水回りのリフォームでは、水道が使えないなどの問題が発生します。仮住まいを準備するなど生活に不便が出ないように対策を考えなければなりません。

 

 

間取り変更施工事例

 実際の施工事例をご紹介します!

洗面化粧台

●水まわりの間取り変更の事例

 洗面室を通らないとトイレに行けず、不便なことから、お風呂・洗面室・トイレの間取りを変更し、洗濯機を階段下へ移動させ、使い勝手の良い間取りに変更しました。

  https://www.ikedahome.com/case/z4/

 

リビング

●和室からLDKへ間取り変更の事例

 田の字型の和室を床を抜き、壁も壊し、LDKへ間取り変更し、一つの空間に。

  https://www.ikedahome.com/case/z1/

 

さいごに

 間取り変更リフォームは、住宅の構造によっては思うような間取りの変更ができない場合や、工事内容に応じて料金が大きく違います。また、追加で費用が発生することもあります。住まいの構造を見極め、高い技術と経験で、しっかりと家の構造について説明してくれる専門の業者に依頼すると安心です。リフォームで失敗しないように事例を参考にして、注意点に気をつけて、間取り変更を検討してみましょう。