呼吸する羊毛断熱材 ウールブレスについて⑥

アイティエヌジャパンさんの『ウールブレス辞典』より

呼吸する羊毛断熱材『ウールブレス』について、保温性・調湿性・撥水性等についてお伝えしてきましたが、今回はシックハウス症候群との関係についてお伝えします。

家本来の役割は、家族が健康で、心も身体も健やかに、安心して心地よく暮らせることです。

『ウールブレス』は、シックハウス対策として、極めて有効で、ホルムアルデヒド等の化学物質をしっかり吸着して空気を浄化し、一度吸着したら再放出させません。

昔の日本家屋は通気が良く、畳やふすまなど調湿性に優れているものが使用されていました。しかし、現在の住宅は気密性が高く、快適な温度に保たれる代わりに、使われているものは調湿作用がないものが多くなっています。人間だけでなくダニにも住みやすい環境になっています。アトピー性皮膚炎や喘息などは住空間のカビやダニなどにより悪化するといわれていて、住環境がアレルギーと関係しています。『ウールブレス』は調湿機能を備えているため、周囲の湿度を約40~60%に保ちます。壁の中はカビやダニが生息しにくい湿度に保たれるので、アレルギーの発症を抑制することができる安心・安全な断熱材です。